私の祖父や父の仕事の関係で、実家にはたくさんの古書がありました。
古い本のため字体も少し違っていて、意味自体は何となく分かるのですが難解な本ばかりでした。
祖父も祖母も亡くなった辺りで、大量の古書を整理することにしました。
大量といっても全部を片付ける訳では無くて、学術性の高い本は省いて昔のちょっとした「読み物」だけを処分することにしました。
一番近くにある店は全国展開のリサイクルショップだったのですが、正直本の買取り以外もやっている店は価値を分かってくれないのでは無いか?と思いました。
そこでちゃんとした、本専門の買取り店舗に持っていくことにしたのです。
父が合間合間に古書の選別をしながら、溜まってくると私が(小分けなのでごく少量ですが)軽トラックに載せて、古書の買取り店に持ち込んだのです。
もっと近くにはいわゆる「古本屋」もあったのですが、ここはマンガの取り扱いが多く「歴史的」と言うと変ですがそういった価値のありそうな本はありませんでした。
やはり自分が売るような本のジャンルと同じものがたくさん置いてある店に持ち込むべきです。
幸い私の父の持っている情報網で、しっかりとした買取り店は分かっていたので失敗はありませんでした。
最初に持って行ったのは30冊くらいでしたが、思ったよりもササッと鑑定してくれたんです。
でも手を抜いているという訳では無くて、すごく熟練しているという感じです。
やはり買取りは専門の所に持ち込むべきだと思いました。